
新卒を長く採用していない企業に入ると同世代の社員がいないケースは多くあります。さらに新人を教育する社員がいないことも希ではありません。近年は企業でも新人研修でマナーなどは外部委託することが多いのですが研修後に配属される部署では、特に教育をする社員を置いていないことが多いのです。
昨今、企業は新卒で入社したばかりの社員にたいしても、即戦力であることを求め、仕事を自分自身で覚えるように仕向ける傾向があります。新卒で即戦力になるということはどういうことでしょうか。
資格もひとつの戦力といえるかもしれませんが資格も経験がなければただの飾りです。何もないところから戦力になるということは、一言で言うと「突破力」であろうと思います。現場にポーンと放り出されたときに勝手に成長してくれる社員を企業は求めているのです。
なにも分からないところで人は、「今、自分は何をすべきなんだろう」「これってなんだろう?」「どうすれば上手くいくんだろう」と、考えます。自発的に考えて、分からなければ聞いて、調べて、行動して、失敗して勝手に学んで成長してくれる。そういう、教育コストが不要で、自発的に成長していく人材が「新卒で即戦力」ということなのです。
これは最近の企業に対するアンケートでも、新卒学生に求めるものとして、「主体性」「実行力」「柔軟性」の3つが上位にきました。そのアンケート結果として「企業は、新卒新人に対しても、より即戦力として、自ら行動し実現する力を期待しているようだ」と結んでいます。